100年前の日本をカラー写真で見ることができるサイト

100年前の日本をカラー写真で見る

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」の舞台となった2015年。僕たちはまさにその時代に生きているわけですが、残念ながら未だ「タイムマシーン」はSFな夢アイテムのままです。
皆さんも「もしタイムスリップできるのなら」という妄想をしたことがあると思いますが、いざそれが実現するのなら「過去」か「未来」か、どちらに行ってみたいですか?
僕は、迷わず「過去」と答えます。江戸時代の暮らしぶりを見てみたい!

そんな僕がタイムスリップの代わりに行き着いた「古写真・古映像の鑑賞」という超文化的な趣味を皆さんとも共有したいと思い、今回は手始めに、江戸時代や明治時代を含む昔のカラー写真を見ることができるサイトをいくつか紹介します。

幕末・明治期 日本古写真メタデータ・データベース

http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/

長崎大学附属図書館が所蔵する国内最大級の古写真データベースで、幕末から明治期にかけて日本各地で撮影された7000点ものコレクションを閲覧することができます。
恐らく僕はもう既に全写真を見ていると思いますが、仕事の合間に数枚ずつといった感じで閲覧していくと余裕で2、3年は愉しめます。

MeijiShowa

http://www.meijishowa.com/

非常に見やすく、検索条件も充実していて、現実逃避したいときに僕がよく見ているサイトの一つです(笑)。
画像使用のライセンスも販売しています。

Old Photos of Japan

http://www.oldphotosjapan.com/

上で紹介した「MeijiShowa」の姉妹サイトで、こちらもカテゴリー分けがしっかりしているので迷い込むとなかなか現代に戻って来ることができません。

Amazing Hand-Colored Photographs of Old Japan

http://www.mymodernmet.com/profiles/blogs/amazing-handcolored

My Modern Met」という海外のクリエイティブ系サイト内の1記事ですが、比較的大きく、しかも「わかってるなぁ」という写真を取り上げています。

【おまけ】セルゲイ・プロクジン=ゴルスキー

19世紀後半から20世紀前半に活躍したロシアの写真家です。 赤・青・緑、つまりRGBのフィルターを使用することでカラー写真を撮る方法を開発し、ロシア各地を周りながら数千枚もの写真を残しました。
Prokudin-Gorsky」で画像検索すると、その鮮やかすぎるたくさんのカラー写真に驚かされることでしょう。

さいごに

白黒写真ではイメージの湧かない昔の暮らしぶりも、色が加わることで一気に躍動感・臨場感に溢れてきますね。
しかも、現代写真にも引けをとらない素晴らしい構図の写真が多いことにも驚かされます。
どれも魅了される作品ばかりですが、くれぐれもタイムスリップの後は現代に戻ってくることをお忘れなく。