今や全Webサイトの30%以上※を占める、世界トップシェアのCMSプラットフォーム「WordPress」。
設立当初よりオープンソースソフトウェア(OSS)のローカライズと普及に携わってきたナチュラロジーは、日本ではまだ「ブログシステム」としても認知度の低かったWordPressに「CMS」としての可能性を見出し、いち早くWebサービスへの導入と技術開発を行ってきました。
現在では、弊社のWeb部門において、クライアント案件の大半をWordPress開発が占めており、もはや弊社の事業において切り離すことのできない存在となっています。
そんな、まさにWordPressと共に歩んできた弊社では、もはやあらゆるWebサイト・アプリケーションをこのプラットフォームで開発することができるまでになりました。
企業・ブランドサイトやサービスサイトはもちろん、ECサイト(ショッピングサイト)、マッチングサイト、オウンドメディア、アーンドメディアなど、様々な要件に応じたWordPress開発について、ぜひお気軽にご相談ください。
※W3Techs – Historical trends in the usage of content management systems for websites
自社開発のテーマフレームワーク「Alpaca」
設立当初から数多くのWordPress開発に携わってきたナチュラロジーでは、それらの経験・実績を基に、独自フレームワークの開発に取り組んでおります。
これまで多くのWordPressサイトに導入してきた旧フレームワーク「Garland」に代わり、2017年4月より新たに「Alpaca」の開発プロジェクトが始動いたしました。
Garlandから
- セマンティックなマークアップ(HTML5 / microformats)
- モバイルフレンドリーなレスポンシブデザイン
- アクセシビリティ対応(WAI-ARIA)
- コードの重複・冗長化を抑えたDRYなテンプレート設計
- プラグインに対する柔軟性
- 効率的なフロントエンド開発環境
- カスタム投稿タイプ・タクソノミーの拡張性
- 豊富な実用的フィルター/アクションフックのライブラリ
などのベースは引き継ぎつつ、CSSフレームワークのアップデート(Bootstrap4最新バージョン)やES6(ES2015)への対応、内部SEO対策の強化など、実際の運用でのフィードバックを反映した高次元での刷新を行っています。
中でも最も大きな変更点は、その設計思想にあります。
Garlandは、あくまでも「プロジェクトのための開発フレームワーク」というコンセプトでつくられたものであり、そのターゲットユーザーはテーマ開発に関する一定の知識を有するWebエンジニア/ディベロッパーがメインでした。
今回の開発プロジェクトでは、いわゆる「ボイラープレート」や「ブランクテーマ(スターターテーマ)」といった要素を強く意識しており、「フレームワーク」というよりはむしろ「テンプレートの上位版」といったイメージを描いています。
そのため、核となるフレームワークはもちろん、特定の目的・サイト属性に合わせてチューニングした「派生テーマ」を一般ユーザー向けに提供していくことも目標としており、現時点ですでに
- オウンドメディアやニュースサイトなどコンテンツ配信型サービスを想定したテーマ
- 会員制サービスを想定したテーマ
- WooCommerceプラグインに最適化し、越境EC(海外向け通販)やダウンロード販売にも対応したテーマ
- クラシファイドサイトやマッチングサイトなどフロントエンドからユーザーが寄稿・参加するサービス・アーンドメディアを想定したテーマ
の開発に着手しております。
なお、当サイトはこのAlpacaフレームワーク最新バージョンの試験運用(デモンストレーション)を兼ねております。
オウンドメディア・Webマガジンを想定したシンプルなテーマのデモンストレーションも下記URLにてご覧いただけます。
https://alpaca.naturalogy.net